不安を解消しないのはストレスがヤバい?不安を吹き飛ばす対処法~名言を紹介

不安な気持ちや憂鬱な気分に襲われたとき、なかなかそれを解消できなくて悩んでいませんか?そんな状態が長引くと、どんどんイライラが募って大きなストレスを抱えてしまうかもしれません。そうなる前に、不安を解消する対処法を身に付け、早めにメンタルの不調を整えましょう。

目次

  1. 不安を解消しないまま放置するのは危険
  2. 不安な心理になってしまう原因とは
  3. 不安な心理が引き起こすリスクとは
  4. 不安な状態でこんな症状が出たら注意しよう
  5. 不安を解消するためにすべき対処法とは
  6. 不安を解消するためのとっておきの名言
  7. 不安解消は必ずすぐにやるべき

不安を解消しないまま放置するのは危険

不安とは、心に「何か」が引っ掛かって、どうにも気持ちが落ち着かない精神状態を表す言葉です。

そして正体不明の「何か」は、やがてイライラを募らせる原因になるでしょう。

痛みや苦しさといった比較的分かり易いサインを出してくれる体と違い、メンタルの不調は見過ごしてしまいがちです。

放置した結果、さまざまな不調に悩まされてしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、不安な心理になってしまう原因や対処法をご紹介します。

不安な気持ちを放置しすぎて手遅れになってしまわないためにも、ぜひ参考にしてください。

不安な心理になってしまう原因とは

不意に不安がよぎって憂鬱になるのは何故なのか、原因が目に見えてわかることもあれば、わからないケースもあります。

両方の例を挙げながら、それぞれの心理を探っていきましょう。

人生に関わる行事が迫っている

「今後の人生を左右するかもしれない」そう位置付けた行事が間近に迫ると、どんなに準備万端でも不安に駆られる頻度は高くなるでしょう。

社会人であれば、仕事に関係する資格試験や昇格試験などがそれに当たります。

「この仕事をもし失敗してしまったら、人生が終わる」といった極端な心理が影響し、ますます自分を追い込んでしまう場合もあります。

環境の変化

進学や就職、あるいは結婚などの表向き喜ばしい出来事であっても、それに伴う環境の変化に不安を覚える人も少なくないでしょう。

いわゆる”マリッジブルー”は、その典型といえる心理状態ではないでしょうか。

さっきまで落ち込んでいたかと思えば突然はしゃいでみたり、感情が激しく移り変わるなど、情緒不安定な傾向もみられます。

他人に共感・同調し過ぎる

共感とは、例えば誰かが不安がる様子を見て「ああ、不安なんだな」と察するだけでなく、自分もその感情を共有することを指します。

この能力は人間の本能として備わっているものなので、さほど珍しい現象ではありません。

ただ、人によって同調の程度や共感力には差があり、それらが強すぎると「誰かの不安」ではなく「自分の不安」として感じてしまう場合があります。

つまり、”他人事”だったはずの感情が”自分事”になってしまうのです。

常にストレスを抱えている

人間関係や仕事に関するストレスは、そう簡単に解消できないものが多いのではないでしょうか。

改善が見込めない状況に「ずっとこのままなのではないか」といった不安がよぎることもあるでしょう。

不安がさらなるストレスを招いて、悪循環に陥ってしまうケースも少なくありません。

心理的な負のスパイラルは抜け出すのが難しく、無自覚なままジワジワとメンタルが蝕まれてしまうこともあります。

季節の変わり目や気候の変化

いわゆる”木の芽時”と呼ばれる春先は、他の時期に比べて情緒不安定な人が増えるといわれています。

年度末や年度始めの慌ただしさが、過剰に焦燥感を煽る原因となっているのかもしれません。

また、季節の変わり目は気候の変動が激しく、その影響で毎年同じ時期に体調を崩してしまうという人も多いです。

不安な心理が引き起こすリスクとは

不安を抱えた心は、些細な事にイライラしやすくなります。さらに不健全なメンタルは、情緒不安定に拍車をかけるでしょう。

そういった不安な心理が、想定外のリスクを引き起こす場合があります。

今は平気でも、将来的に可能性が無いとは言い切れません。

「もしも」に備えて、不安な心理のままでいることのリスクを頭の片隅に留めておいてください。

慢性的な体調不良

不安な心理が引き起こすリスクとしてまず挙げられるのが、慢性的な体調不良です。

市販の薬が効かないレベルの頭痛や肩凝り、あるいは常に付きまとう倦怠感など、日常生活に支障をきたすほどの体調不良に悩まされてしまうことがあります。

「たかがストレス」と侮らず、しっかりと発散する必要があると言えるでしょう。

不安障害

不安障害の症状は、不眠・頭痛・物事に集中出来ない、さらには大勢の前で話すことに過度の不安を覚えるなど多岐に渡ります。

なお、それらが生活に支障をきたした時点で、初めて「障害」と呼ばれます。

要約すると「強い不安に起因する症状が生活に支障をきたす状態」といえるでしょう。

全般性不安障害と社会不安障害の2種類に分かれますが、いずれも医師の診断を受けた上での治療が必要になります。

うつ病

たとえ小さな不安であっても、解消しないまま抱え続けると大きなリスクに繋がりかねません。

うつ病は「心の風邪」と例えられるように、初期段階でいかに適切な対処をするかが重要です。

しかし現状は、その機会を逃してしまう人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。

不安な状態でこんな症状が出たら注意しよう

不安を抱えた状態で表れる心身の異変は、医学的に不安障害やうつ病の”前兆”として挙げられることもあります。

以下の症状が一つでも該当する人は、その可能性を考慮する必要があるでしょう。

もし複数の症状を抱えているとしたら、すでに治療が必要な段階かもしれないので、専門家への相談も視野に入れてください。

寝つきが悪い

布団に入ってから1時間経っても眠れない、または寝付けない日が多いと感じる場合、一般的に「入眠にやや問題がある」とされています。

眠りにつくまでの時間に個人差はありますが、30分~1時間以上が「問題有り」と見なされる大まかな目安と考えてください。

人と接するのが億劫

例えば元気がないあなたを心配して友人が訪ねてきたとき、その気持ちに感謝こそすれ「でも出来れば構わないでほしい」と思うことはありませんか?

それどころか電話やメールすら苦痛に感じてしまい、ありとあらゆる連絡手段を絶ってしまったという人もいるかもしれません。

そのように、人と接するのが億劫に感じる場合も注意が必要です。

趣味・娯楽を楽しめない

趣味や娯楽を楽しいと思えなくなるばかりか、一切の興味を失ってしまった人も少なくないでしょう。

また、今までならストレス発散やイライラの解消に一役買っていたものが、逆にストレス源となってメンタルの状態を悪化させる場合があります。

自分だけが楽しめない状況は、情緒不安定でなくとも、イライラを募らせる一因になります。

体調が優れない

常に全身が怠かったり、いつもどこかしらが痛むといった、「ここがおかしい」と断定出来ない体の不調に悩まされるケースです。

そのような傾向がみられる人は、「一つも不快感がない」「清々しい」と感じる日は、年間通してほんの数日ではないでしょうか。

今まで通り物事に取り組めない

当たり前にやっていた事や、やるべき事が出来なくなってしまうのは、多くの場合「気力の低下」が原因です。

しかし、ほぼ習慣化している家事や仕事の手順が思い出せない場合は、より深刻な精神状態といえるでしょう。

不安を解消するためにすべき対処法とは

不安や苛立ちを解消するための、具体的な対処法をいくつかご紹介します。

一度にすべての不安を取り除くのは難しいかもしれませんが、複数の対処法を組み合わせたり、こまめに行うことで効果が得られるでしょう。

不安の原因を明らかにする

”漠然とした不安”を、無策なまま闇雲に解消しようとしても上手くいきません。

何故なら漠然とした不安の正体は、小さな不安の集合体だからです。

しかもそのほとんどは「自分ではどうにもならない事」だったり「今気に病んでも仕方ない事」ではありませんか?

時間が経つのを待つしかないのなら、放っておいても時間は過ぎます。

もしくは遠い未来に何らかの試練があるとして、何年も何十年も不安を抱え続けることに意味はあるのでしょうか?

その問題の解決策は、少なくとも「不安視し続ける」ではないでしょう。

このように、漠然とした不安をふるいにかけてみると、今すぐ解消すべき不安だけが残るはずです。

”全部自分のせい”という考え方をやめる

例えば職場での人間関係と仕事のミスは、一見すると繋がっているように思えるでしょう。

そして考え過ぎた結果「全部私が悪いのか・・・」といった、極端な答えにたどり着いてはいませんか?

確かに仕事に関する信頼は、自ら失敗をリカバリーするか、同じミスを繰り返さないことでしか回復できません。

片や人間関係のトラブルとなると、どちらか一方に原因があるケースは実際のところそう多くはないでしょう。

つまり、”全部自分のせい”という考え方は、別々に対応すれば解決する問題を先送りしているだけなのです。

そういった不安の種を作らないために、自分自身の”思考の癖”を見直すのも有効な対処法の一つです。

栄養バランスを整える

例えばストレスに対して効能があるといわれているセロトニン(脳内物質の一つ)は、たんぱく質に含まれるアミノ酸を材料として作られます。

ところが、それを補助する鉄分やマグネシウムなどが不足していると、アミノ酸は十分に働いてくれません。

さらに鉄分やカルシウムをはじめ、脳と体の両方に関与するビタミンB群は、ビタミンCが足りないと体内への吸収すら困難になります。

これらの栄養素を補うだけなら市販のサプリメントで十分でしょう。

ただし、不安の解消が目的である以上、食べることを楽しむという気持ちも忘れないでください。

軽い運動を習慣化する/腹式呼吸の活用

不足しがちな栄養素の摂取と同様に、体をメンテナンスすることでメンタル面の不調にアプローチする対処法です。

あまり頑張り過ぎず、時間的には1日に20分~30分、息が上がらない程度の軽い運動で構いません。

ストレッチやヨガ、ウォーキングなど毎日続けられそうなものがお勧めです。

また、緊張を強いられて心臓がドキドキするような場面では腹式呼吸を活用しましょう。

横隔膜を意識して3秒間たっぷりと息を吸い、6秒かけて吐き出してください。

この呼吸法は、自律神経を整え不安を解消する効果が期待できます。

とにかく寝る

「それが出来れば苦労しない」といった声が聞こえてきそうですが、やはり睡眠は、健康な体と健全なメンタルの維持に必要不可欠です。

不安やイライラによる情緒不安定を解消する特効薬にもなり得るでしょう。

まず、すでに多くの人が試しているであろう基本的な方法をざっくりとご紹介します。

①寝る直前に入浴しない。(シャワーだけで済ませず湯船に浸かる)

②カフェインの摂取を控える。

③布団に入ってからネガティブな事を考えない。

④寝具や寝室、部屋の明るさを変えてみる。

⑤アイマスクを利用する。(目元が隠れるようにタオルを乗せる)

慢性的に寝不足な人はこれらを実行して目を閉じたとき、多少なりとも眠気を感じるのではないでしょうか。

そこでポイントとなるのは、人が最も眠気を実感する部位は”まぶた”であるという点です。

このような観点から、「どうせ効果がない」と諦めた人にも今一度アイマスクを利用することをおすすめします。

「眠気がまぶたにある」という現象を、ただありのまま「そうなのか」と受け止めましょう。

これは自身に”眠りの許可”を与える一種の儀式です。

自己催眠に近い方法ですが、疲れてるのにどうしても眠れないという人は、騙されたと思ってぜひ一度お試しください。

とにかく笑う

”笑う”という行為は、人間だけが持つ特別な能力です。

そして、不安やイライラのせいで癖になってしまった眉間のシワも、口角を上げているときはそれが解消されるのです。

まずは「これを見たら必ず微笑む」というルールを決めましょう。

対象は好きな人の写真やぬいぐるみなど、顔として認識できるパーツがあって、かつ動かないものを選んでください。

たとえ寝不足であっても、情緒不安定で不機嫌なときも、それを目にしたら一瞬でもいいので笑いましょう。

これは、延々と続くかに思える不安を、繰り返し何度も絶ち切る対処法です。

不安を解消するためのとっておきの名言

不安から抜け出したいとき、そのきっかけとなる名言をご紹介します。

いずれも著名な人物の言葉ですが、それぞれに不安の受け止め方が違う点に注目してください。

一休宗純『大丈夫だ、心配するな、なんとかなる』

この世に生を受けた瞬間から、不安な時代と権力に翻弄され87歳でその生涯を終えた、ちょっと風変わりな僧侶であり詩人でもある人物です。

賢くいたずら好きな寺の小僧”一休さん”のモデルになったといわれています。

破戒僧と呼ばれる一面も持ち合わせていますが、その波乱に満ちた人生は苦悩との闘いでした。

人の為に生き、自分にも正直で在ろうとした”一休さん”が遺した名言です。

「大丈夫だよ」「心配しないで」「何とかなるさ」とてもシンプルですが、だからこそ多くの人の心に届くのかもしれません。

もしかしたらこの3つは、不安でたまらない時に一番聞きたい言葉ではないでしょうか。

ウィリアム・シェイクスピア『不安な心には、茂みが熊に見えてしまうのです』

劇作家として『ハムレット』をはじめとする四大悲劇や『ロミオとジュリエット』など多数の名作を生み出し”劇聖”と謳われた人物です。

彼は子供の頃から人が人を裏切るさまを何度となく目の当たりにしており、自身も家族を残して7年間失踪していたという記述が残っています。

この言葉は「誰を信じればいいのかわからない」「自分すら信じられない」そういった疑心暗鬼が生んだのかもしれません。

ただ、『真夏の夜の夢』などの鮮やかな喜劇も書き上げたシェイクスピアのことです。

自身を揶揄し「怖がり過ぎて馬鹿みたいだろう?」という自虐にも思えませんか?

確かに波乱万丈な人生でしたが、ただ不安に暮れるだけの人に、これほど素晴らしい喜劇は書けないのではないでしょうか。

オノレ・ド・バルザック『不幸を予期するから悲惨な目にあう』

フランスを代表する写実主義の小説家であり、トルストイやドストエフスキーらに絶大な影響を与えたといわれています。

写実主義とは客観的な現実を見たままに描くことを指し、それを幻想的に、あるいはサスペンス要素満載な作品として仕上げた才能豊かな作家です。

『人間喜劇』と呼ばれる、様々な階層の人物を描いた作品群をライフワークとしていた彼は、リアルな人間模様をつぶさに観察していました。

そのような経緯から、人々の様子を見かねて思わず口をついた言葉かもしれません。

意訳すると「まだ起きてもいない不幸をわざわざ予測するから不安が顔を出す。それ自体が不幸なのだ」といった具合でしょうか。

つまり不安とは、所謂”取り越し苦労”であると、バルザックは指摘しているのです。

羽生善治『漠然とした不安は、立ち止まらないことで払拭される』

2017年に将棋界のタイトル戦7つの永世称号資格を獲得し”永世七冠”を達成、言わずと知れた稀代の天才棋士です。

「勝って当たり前」と言われ、負けがニュースになる人物はさほど多くないでしょう。

終盤での勝負強さと独特な指し手で冷静に逆転劇を生む、そんな羽生さんも不安を覚える瞬間があるといいます。

しかし、否応なしに勝負の日はやって来るし始まってしまえばやるしかない、そういう世界で生き抜く為のいわば究極の思考かもしれません。

胃がキリキリするようなプレッシャーと不安に圧し潰されそうなときは、きっと前に進むしかないのでしょう。

立ち止まらないことを選択した人の勇気を、この上なく強く感じる言葉です。

不安解消は必ずすぐにやるべき

不安には実体がありません。

もしあるとしたら、それは不安ではなく目に見える問題です。

問題なら”解決”が分かり易い目的になりますが、不安には「じゃあこうしよう」といった明確な解決策がないのです。

一旦抱えてしまうと無限に広がっていくような気がして、それもまた不安の原因になるでしょう。

ではどうすればいいのか、その答えは”解消”です。

今回ご紹介した内容を参考にしながら上手に不安を解消して、穏やかな気持ちで毎日を過ごしていきましょう。

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