いい人ってどんな人?特徴・心理~都合のいい人にならないための考え方を紹介

いい人と言われて嬉しく思う人もいれば、あまり嬉しくないという人もいるでしょう。特に、いい人の中でも「都合のいい人」をやめたいと思っている人が多いです。そこで今回は、いい人の特徴や心理を振り返りながら、抜け出す方法を紹介します。

目次

  1. 「いい人」とは褒め言葉なのか
  2. いい人に当てはまる特徴とは
  3. いい人に当てはまる心理とは
  4. いい人でいることのメリット・デメリットとは
  5. 都合のいい人から抜け出すための考え方
  6. 「いい人」というレッテルから抜け出そう

「いい人」とは褒め言葉なのか

「いい人」と一括りにされていても、複数の意味があることをご存知でしょうか。

自分がどのような意味の「いい人」に当てはまるのか理解しておかなければ、損をする可能性もあります。

まずは言葉の意味をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

「優しい、いい人」とは

1つ目に紹介するのは「優しくていい人」という意味です。

性格的に優しい人は、人の助けになりたいなどと思うことが多く、周囲の人からもいい意味を含めてそう呼ばれている可能性が高いです。

例えば、普段からポジティブで的確なアドバイスが出来る人や厳しい意見をしながらも相手のためを思って発言している人などが当てはまります。

「都合のいい人」とは

2つ目に紹介するのは「都合のいい人」という意味です。

前述した性格のいい人と比べてあまりいい意味では使用されない場合が多いでしょう。

何を言われても「分かった」「はい」などと答えてしまうイエスマンの場合、大変な仕事や面倒なことを押し付けられることもあります。

例えば、あまり親しくない友達が学校で面倒な委員会の仕事を任されたとします。

「友達だからやってよ」などと言われて了承してしまうという人が、都合のいい人と思われている可能性があるでしょう。

都合のいい人に対して直球で「〇〇さんって都合がいいよね」などと言ってくる人は滅多にいないため、自分で気づく必要があるのです。

いい人に当てはまる特徴とは

いい人と言われるような人には、共通する特徴があります。

次は、優しくていい人はもちろん、都合のいい人の特徴まで紹介します。

1つの言葉で2つの意味を持っているため、自分がどちらに当てはまるのかよく分からないという人は、見分け方の参考にもなるはずです。

1.いつも笑顔

優しくていい人には、いつも笑顔という特徴もあります。

誰にでも嫌なことや悩みなどがあるでしょう。

優しくていい人は、ネガティブな感情を持っていたとしても人前で愚痴を言ったり落ち込んでいるアピールをしたりすることは滅多にありません。

周囲の空気が悪くなることも少なく、一緒にいて心地いいなどと思う人が多くなるのです。

自分のネガティブな感情に周囲の人を巻き込もうとせずに、いつも笑顔でいるという人は友達からいい人と思われている可能性があります。

2.聞き上手

優しくていい人には、聞き上手という特徴もあります。

友達が悩んでいるときに、相談してこなくても変化に気づき、さりげなく言葉をかけられるという人は、優しいと思われている可能性があるでしょう。

例えば、ちょっと元気がない友達に「大丈夫?」などと一言でも言葉をかけられるという人が当てはまります。

周囲の人の変化にいち早く気づき、自ら声をかけることで相手からの信頼も得て、悩みを話してくれることもあるでしょう。

悩みを話してくれれば、聞き役に徹して相手が満足するまで付き合ってくれる傾向にあります。

聞き上手な人は優しいと言われるようになることが多いのです。

3.素直に謝罪や感謝ができる

優しくていい人には、素直に謝罪や感謝ができるという特徴もあります。

自分が悪いと思ったときや他人から何かをしてもらったときに、素直に自分の言葉がでるという人は人間関係も上手く行きやすいでしょう。

しかし、プライドから謝れないという人は周囲の人から尊敬されることも少なくなり、いい人とは呼ばれなくなる傾向にあります。

相手の立場に立って気持ちを考えられるからこそ、素直に謝ったり感謝したりすることができるのです。

4.他人との距離感を保つのが上手い

優しくていい人には、他人との距離感を保つのが上手いという特徴もあります。

悩みや不安を打ち明けているときに「ここから先は踏み込んでほしくない」という場合もあるでしょう。

こういった場面で咄嗟に身を引ける人こそ、相手との距離感を保つのが上手で話を聞いて欲しいときはしっかり話を聞いてくれる人なのです。

距離感を保つのが得意な人は、友達からの信頼も得やすいでしょう。

5.見返りを求めない

優しくていい人には、見返りを求めないという特徴もあります。

優しい自分に酔っている人は「優しくしたんだから自分に協力して欲しい」などと見返りを求める傾向にあります。

しかし、本当に優しくていい人は自分の損得を考えずに、咄嗟に行動していたということが多くなるのです。

6.八方美人

都合のいい人には、八方美人という特徴もあります。

あまり仲良くない人にでも「いい人」というイメージを持たれたいがために、イエスマンになっているという人もいるでしょう。

都合のいいときにだけ頼られる存在になっている可能性があります。

7.自分に自信がない

都合のいい人には、自分に自信がないという特徴もあります。

自信がないと自分の行動や意見にも自信がなくなり、周囲の人の意見に乗っかることが多くなるのです。

自分の意見よりも相手の意見に従うことが多くなり、ますます自信がなくなってしまうでしょう。

8.自分の意見を持っていない

都合のいい人は、自分の意見を持っていないという特徴もあります。

自分に自信がない状態で生活する中で、周囲の意見に身を任せることが当たり前になってしまい、自分で考えないようになるのです。

咄嗟の判断や意見を求められたときに、発言ができなくなることが増えるでしょう。

9.世話好きな性格

都合のいい人には、世話好きな性格という特徴もあります。

困っている人がいると放っておけないという人は、相手から頼られることに存在意義を感じてしまうことが増えます。

いざという時頼られたら、すぐに手を貸してしまうようことが多くなるのです。

10.目立つのが苦手

都合のいい人には、目立つのが苦手という特徴もあります。

友達や仕事で関わる人たちの中で人前に立って何かをするのが苦手な人は、周囲の人の意見に流される傾向にあります。

過去に人間関係でトラブルを起こしたことがある人やバカにされた経験がある人などが陥りやすいと言えるでしょう。

いい人に当てはまる心理とは

いい人として呼ばれる人生を送っているような人には、共通する心理があります。

普段何を考えて行動しているのか今一度振り返ることで、自分の発言や行動の意味が理解しやすくなるでしょう。

1.相手の役に立ちたい

優しくていい人には、相手の役に立ちたいという心理もあります。

相手の役に立ちたいと思うからこそ、他人の行動をよく観察しその人に合った接し方や意見の仕方ができる傾向にあるのです。

相手の役に立ちたいという思いが根底にあるからこそ、自己犠牲を考えずに行動ができるとも言えるでしょう。

2.他人に嫌われたくない

都合のいい人には、他人に嫌われたくないという心理もあります。

相手に強く意見をしたり目立ったりすると「嫌われるかもしれない」という心理が強くなり、どんどん都合のいい人になっていくでしょう。

特に仲間外れにされた経験がある人やいじめられた経験がある人などが陥りやすい心理です。

3.いい人でいないといけない

都合のいい人には、いい人でいないといけないという心理もあります。

例えば、幼少期から「〇〇ちゃんはいい子だね」などと褒められ続けた人生を送ってきた人などが当てはまります。

このような人は「いい子でいないと嫌われる」「いい子でいなくちゃ」などという心理になり、自分を押し殺してまで行動をすることが多くなるのです。

周囲の人からはいい人アピールだと思われている可能性もあるでしょう。

いい人でいることのメリット・デメリットとは

周囲の人のために行動ができるいい人には、メリットはもちろんデメリットもあります。

自分の性格を改善すべきか悩んでいるという人は、特にメリットとデメリットを理解する必要があるでしょう。

今までの人生の中でいい人として過ごしてきた人は、自分の性格について振り返る機会にもなるため、ぜひ参考にしてください。

「いい人」でいるメリットとは

いい人でいると、人間関係で苦労しないというメリットもあります。

どちらの意味のいい人であっても、相手に合わせた行動を取る傾向にあるため、たくさんの人に嫌われることは滅多にないでしょう。

相手に嫌われたくないと思って行動をすることによって、観察力が身につく傾向もあります。

相手の機嫌を損ねないようにと思いながら人生を送っていると、些細な表情や行動から考えを読めることが増えるでしょう。

「いい人」でいるデメリットとは

いい人でいると、他人に利用されるかもしれないというデメリットもあります。

特に自分の意見を主張できない都合のいい人は、普段はそこまで仲良くない相手からも大変なときにだけ頼られるようになることがあります。

こういった生活を送っていると「本当に自分のしたいことは何か」などが分からなくなり、自己嫌悪に陥ってしまうこともあるのです。

性格的に優しくていい人の場合は、周囲の人から妬まれたり嫉妬されたりすることもあるでしょう。

誰に対しても分け隔てなく優しく接することができる人は、性別に関わらずモテてしまうため、同性から厳しい意見をされることもあるかもしれません。

都合のいい人から抜け出すための考え方

先ほど紹介したメリットとデメリットを比較して、デメリットの方が大きいと感じ、改善したいと思った人もいるでしょう。

最後に、都合のいい人から抜け出すための考え方や方法を紹介します。

1.「なんでもいい」をやめる

都合のいい人から抜け出すためには、「なんでもいい」をやめてみるのも1つの手です。

例えば、友達と遊ぶときにどこに行きたいか尋ねられたとします。

こういった時に「どこでもいいよ」などと相手に委ねるのではなく、「〇〇に行きたい」と言えるような人を目指しましょう。

最初から誰に対しても意見をする必要はありません。

まずは、「〇〇に行ってみない?」などと相手から聞かれる前に自分から誘うことで、断られることが少なくなるでしょう。

もちろん、断られることもあるため、1度で諦めるのではなく「いつだったら大丈夫か」などを考えて再チャレンジしてみてください。

2.嫌なことは断る勇気を持つ

都合のいい人から抜け出すためには、嫌なことは断る勇気を持つのも1つの手です。

例えば、自分が入っていない委員会の仕事や職場で頼まれた雑用などが当てはまります。

もちろん、先生や上司から直接頼まれた仕事は引き受けるべきです。

しかし、友達が頼まれたのにも関わらず自分にお願いしてきた仕事などまで引き受けてしまうと、友達のためにも自分のためにもならないことが多いでしょう。

嫌なことを断れば離れていってしまう人もいますが、そのような人間関係は初めから必要ないと割り切りましょう。

自分が嫌だと発言したとしても一緒にいてくれるような友達を大切にしていけば、必然的に自分の意見を言えるような関係になる傾向にあります。

3.「嫌われたくない」という考えを変える

都合のいい人から抜け出すためには、「嫌われたくない」という考えを変えるのも1つの手です。

誰からも嫌われたくないという心理が根底にある限り、八方美人から抜け出せないことが多いです。

進学したり就職したりすれば、人間関係の幅も広がり人生を送る上でたくさんの人と出会うようになるでしょう。

誰にも嫌われない自分を演じ続ければ「つらい」「苦しい」などのネガティブな考えに陥りがちです。

ぜひ、気持ちを切り替えて「嫌われたくない」から「嫌われてもいいか」という考るように意識しましょう。

一定の人に嫌われたとしても、自分には味方がいる、信頼できる友達がいると思えれば、嫌われてもいいと思えるようになるはずです。

4.些細なことでも自分を褒める

都合のいい人から抜け出すためには、些細なことでも自分を褒めるというのも1つの手です。

例えば「仕事をミスなくできた」「自分の意見を伝えることができた」などの小さいことでも自分を褒めるように心がけます。

初めは「意味がない」などと思うかもしれませんが、継続して褒めていけば少しずつ自分に自信がつくはずです。

自分に自信がつけば、他人に嫌われたとしても「その人とは合わなかっただけ」などのように前向きな考えになっていく傾向にあります。

自分に褒める部分がないと考えてしまうという人は、1日の中で感謝されたことや上手くいったことを書き出してみましょう。

同じノートに毎日書き出していけば、自分のいい所を振り返ることもできるため、ぜひ試してみてください。

5.自分の意見を主張する

都合のいい人から抜け出すためには、自分の意見を主張するというのも1つの手です。

例えば、自分が思った意見と友達の意見が被っていたとしても「自分もそう思う」としっかりと主張をするようにします。

そうすれば、自分の意見がない人というイメージから何かしらの意見を持っている人というイメージに変わっていくでしょう。

もちろん、相手と自分の意見が違った場合は違うとはっきり伝えられるように勇気を持つ必要があります。

まずは相手の行きたい場所と違う場所を伝えてみるなど簡単なことから初めてみましょう。

徐々に自分の意見をはっきりと伝えられるようになれば、都合のいい人から抜け出せる可能性が高まります。

6.親友を作る

都合のいい人から抜け出すためには、親友を作るというのも1つの手です。

多くの人からいい人だと思われたい八方美人の人は、浅く広くの人間関係になっている可能性が高いです。

悩みを抱えたときなどに相談ができるような親友がいない傾向にあります。

周囲に親友と呼べるような人がいない場合は、同じ趣味を持つ人や性格が合う人を探すために、新しい出会いを求めてみるのがおすすめです。

これまでに紹介した抜け出す方法を試しながら接することで、人間関係が上手くいく可能性が高いです。

これからの人生で頼れる友達を作るためにも、ぜひ試してみてください。

「いい人」というレッテルから抜け出そう

いい人というイメージが1度ついてしまうと、困ったら頼ればいいなどと周囲の人から思われている可能性があります。

都合のいい人ではなく、相手のことを考えて意見もできる優しさを併せ持つ必要があるでしょう。

自分がいい人と思われている可能性があるという人は、この機会に抜け出す方法をぜひ試してみてください。

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