失敗を引きずる人と糧にする人の違いとは|ミスを引きずらない5つの方法も紹介

「失敗」は一度してしまうと、なかったことにはできません。しかし、いつまでもそれを引きずっていては精神的追い詰められてしまいますし、新たミスの引き金となってしまします。今回は失敗を引きずる人の特徴と、ミスを引きずらずに活かす方法を紹介します。

目次

  1. 失敗を引きずることが多々ある…
  2. 失敗を引きずる人に当てはまる特徴とは
  3. 失敗を糧にする人に当てはまる特徴とは
  4. 失敗を引きずることは意味のないこと?
  5. 失敗を引きずらないための5つの方法
  6. 失敗を引きずらず糧にすることが大事!

失敗を引きずることが多々ある…

ちょっとしたビジネス文章のミスや、プレゼンテーションの時の言い間違いで夜も眠れなくなることはないでしょうか?また、何年にも渡って準備をした大学受験や、大きなプロジェクトに失敗してしまい、それを引きずり続けている人もいるでしょう。

過去の失敗を引きずり続けるのはとても辛いものです。どうすれば失敗を引きずらずにいられるのでしょうか?今回は、失敗を「引きずってしまう人」と「糧にしている人」の違いを解説し、思考を前向きにするための方法を紹介していきます。

失敗を引きずる人に当てはまる特徴とは

失敗を引きずってしまう人は、心配性であったり、自己肯定感が低い性格の人が多いようです。こういった性格の人は、失敗して心理的に追い詰められた時に、特有の行動や思考パターンにはまってしまいがちです。

問題を大きくとらえてしまう

失敗を引きずってしまう人は心配性な性格であることが多く、問題が起きたときにそれを大きな問題だと考えてしまいがちです。実際は小さな不都合しか起きないようなことでも「もしかしたら…」と、悪いことをあれこれ心配してしまい頭から離れなくなります。

感情が先にきて論理的な分析ができない

失敗を引きずる人は、「なぜその失敗が起きたのか」よりも、失敗が起きたときの感情に意識が行ってしまいます。人は「納得できない結果になった出来事」を引きずる傾向にあります。なので、「失敗した時の苦痛に頭が支配され、それが起きた原因を冷静に分析できない」心理状態では引きずってしまうのは仕方のないことです。

失敗を恐れて行動や判断が遅くなる

失敗を引きずる人は、以前の失敗の苦痛を強く覚えていますので、また同じようなことが起きそうな場面では判断が遅くなります。例えば仕事で、「前回上手くいかなかった取引先にもう一度訪問する機会が訪れても、二の足を踏んでしまう」、「一度怒られた上司に報告をあげるのをためらってしまう」など、恐怖で行動が遅れてしまいます。

取り返しのつかない過去のことばかり考えてしまう

失敗を引きずる人は、何度も失敗した時のことを思い出してしまいます。何度も繰り返し思い出すうちに、脳に深く刻み込まれ強く記憶されてしまいます。結果として失敗したことを忘れることができず、ずっとその時のことを考え続けてしまうようになるのです。

失敗を糧にする人に当てはまる特徴とは

世の中には、一見全くミスをしていないように見えたり、気持ちの切り替えが早く常に平気な顔をしている人たちがいます。しかし当然のように彼らも、他の人たちと同じようにミスをしています。では、なぜ彼らはミスをしても引きずらずにいられるのでしょうか。

成長の機会だと思っている

失敗を糧にする人は、失敗を悪いことだとは思っていません。「この行動はこういう結果になるのか」とか「あそこでミスしたのは、状況が~だったからだな」と客観的に物事を見て、それを自身の成長につなげていきます。彼らにとって失敗は、物事を良い方向に持っていくチャンスなのです。

ミスの原因が全て自分にあるとは思っていない

失敗を糧にする人は、避けようのない突発的な出来事や、他人からの干渉がミスの原因になり得ることを充分に理解しています。ミスは色んな要素が絡み合って起こる「運」みたいなものだと思っていますので、一つの失敗に固執して深く考え、落ち込んでしまうことはありません。それよりも「どうすればそのミスが起きないようにできるか?」など、解決策や未来のことに目を向けています。

失敗を恥ずかしいと思っていない

失敗を糧にする人は、失敗したことを恥ずかしいとは感じません。「失敗は誰でもしてしまうもの」だと思っていますので、恐れずにどんどん色んなことに挑戦をして行くことができます。また挑戦を繰り返すことによって失敗する確率も下がり、それが自信につながっていきます。

失敗を引きずることは意味のないこと?

失敗を引きずることには意味があるのでしょうか?ずっと失敗を覚えておくことによって、似たような失敗を回避することができるかもしれません。しかし、それ以上に「引きずる」ことにはデメリットがあります。

失敗を引きずるのは良くない

失敗を引きずることで良いことはありません。失敗を回避しようという心理から、保守的になり毎日が同じことの繰り返しになってしまったり、物事を否定的に見てネガティブな性格になってしまいます。

失敗を引きずるとどうなる?

過去の失敗を引きずり続けると、そのことに常に意識が行ってしまい、以下のようなことが起きるようになります。

・注意力が散漫になる
・判断力が落ちる
・集中力の欠如で新たなミスをする
・周りに気をつかわせてしまう

など、仕事においても日常生活においても悪影響が出ます。更には、日々が楽しくなくなったり、眠れない夜が続くなど心身ともに体調を崩す原因になることもあるでしょう。

失敗を引きずらないための5つの方法

元々の性格の影響で失敗を引きずってしまう人も多いでしょうから、引きずらないようになることはなかなか難しいかもしれません。しかし、今回紹介する「引きずらないための方法」を一つずつ試していくことによって、徐々に「失敗を引きずらない人」に近づけるでしょう。以下に5つ紹介していきますので、仕事や日常生活に取り入れてみてください。

気持ちを切り替える

失敗を引きずらないようにするために、まず試したいのが「考えないようにする」ことです。失敗のシーンを思い出せば思い出すほど、余計にその時の気落ちが蘇り嫌な気分になってしまいます。

しかし、今まで失敗を引きずる性格であったのに急に「考えないようにする」というのは難しいでしょう。ですので意図的に「思考を中断する合図」を自分で作ります。例えば、失敗を思い出しそうになったら右ほほを軽く叩いて「はい、終わり」とつぶやきます。中断する合図は「手を叩く」や「指を鳴らす」など何でも大丈夫です。

最初はそれでもすぐに思い出してしまうと思います。しかし、こうやって、意図的に意識を中断する合図を繰り返していると、脳が学習してきちんと悪い思考を中断できるようになりますので、是非試してみて下さい。

自分を卑下しない

失敗を引きずらないためには自分の行動に自信を持つことが重要です。しかし、自己肯定感が低いと、自分のやったことを「心からは認められない」心理が働いてしまいます。このような心理状態では、どうしても自信をもって行動することができなくなってしまいます。

この心理状態を脱け出すためには、成功体験を繰り返すしかありません。しかし心配性で自分を卑下してしまう性格のままではそれはなかなか難しいでしょう。まず、「人は良いところもあるが、悪い所も必ずある」と認識してください。そして、どんな小さなことでも自分を評価するようにしましょう。

小さな成功体験の繰り返しが自信につながり、自分を貶めて失敗を引きずることも減ります。これが自分で難しい場合は、家族や友人に頼んで試してください。いつか、少しの失敗くらいでは動じない「頼れる人」になっているでしょう。

すぐに解決策を考える

失敗しても気にしないですぐに解決策を考えるようにしましょう。失敗したことをうじうじ考えてる暇がないくらいに頭を働かせて、現状を把握し打開策を打ち出していきます。結果として、仕事が速く頼られる人間になることができるでしょう。

しかし、今まで「失敗を引きずる」性格であったのにすぐにはそのような動きはできないでしょう。そこで、最初に紹介した「気持ちを切り替える」方法を合わせて使っていきます。悪い感情が出て来そうになったら合図を出してすぐに仕事や作業に戻るようにしましょう。

失敗を全て自分のせいにしない

失敗をしたとき、全て自分の責任として背負い込まないようにします。失敗をしてしまう時には何か原因があるものですが、特定の誰かのせいだけであることは稀です。一度冷静になって、原因を客観的に見ることで心を落ち着けることができるでしょう。

また、そうすることによって同じことが起きないように自分の行動や周りに気をつかうことができるようになり、同じ失敗を避けることができるようになります。

失敗は教訓として次に活かす

何か失敗をした時、必ずそこには原因があります。もちろん必ずあなたのせいだとは限りません。しかし、どのような要因がこの失敗を引き起こしたかをしっかりと分析して、自身の経験と知識として蓄積することによって、それを糧にすることができます。

失敗を糧にすることにより、あなたの能力はどんどん伸びて行きますので、「仕事のできる人」「頼れる人」として周囲から高く評価されるようになるでしょう。

失敗を引きずらず糧にすることが大事!

今まで失敗を引きずっていた人は、心理的に苦しかったり、仕事がうまくいかずに悩んでいたかもしれません。しかし、失敗は生活や仕事の質を上げるためのチャンスでもあるのです。

失敗の裏には、それが起きた原因が必ずあります。その原因をしっかり解決し、糧にして次に活かして行く事で良い結果を引き寄せることができます。また、自信がつき心理状態も良くなり充実した生活を送ることができるようになります。

失敗した時の気持ちはとても苦しいものですが、うまく自分の成長の糧として活かし、素晴らしい人生にしていきましょう。

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