生意気な人の特徴・心理とは|生意気な性格を改善すると人間関係がよくなる?

他人に生意気だと言われたことがある人もいるでしょう。しかし、本人からすれば何が生意気なのか分からないということも多いです。そこで今回は、生意気な人の特徴や心理などを紹介します。また、改善方法も解説するため、直したいと思っている人もぜひ参考にしてください。

目次

  1. 「生意気」の意味を振り返る
  2. 生意気な人に当てはまる5つの特徴
  3. 生意気な人が持つ心理とは
  4. 生意気な人の周りの評価は?
  5. 生意気でいることのメリット
  6. 生意気でいることのデメリット
  7. 生意気な性格を改善するための7つの方法
  8. 生意気な性格を変える必要もある

「生意気」の意味を振り返る

生意気と聞いて、何となく「こういう人のことかな?」というイメージが湧く人もいるでしょう。しかし、言葉の意味をしっかりと理解している人は少ないのが現状です。生意気な人の特徴や心理を知る前に、まずは言葉の意味を理解しましょう。ここでは、生意気の言葉の意味や類語などを紹介します。ぜひ、参考にしてください。

「生意気」の意味

生意気という言葉には、「1人前の状態でないのにも関わらず、偉そうな態度や言動をすること」という意味があります。また、生意気は「生」と「意気」という2つの言葉から構成されているのが特徴です。生は「幼い」などの意味があり、意気は「元気」などの意味を持っています。そのため「元気はあるが、幼い様子」と認識しておきましょう。

「生意気」の類語・対義語

生意気の意味が分かったところで、次は類語や対義語を紹介します。生意気の類語は「こざかしい」「利いた風」などの言葉があります。どちらの言葉も自分の能力よりも偉そうにしている様子を指す言葉です。

生意気の対義語は「しおらしい」や「謙虚」などが当てはまります。しおらしいとは、大人しく従順である様子を指し、謙虚は控えめで素直な様子を指します。生意気は元気という意味合いも含まれているため、対義語は大人しい性格が当てはまるのです。

生意気は英語で「Saucy(ソーシー)」と言います。英語では、生意気の他に図々しいという意味を持っています。図々しいも生意気の類語に分類される言葉の1つです。

生意気な人に当てはまる5つの特徴

生意気という言葉の意味や類語などが分かったところで、次は特徴を紹介します。自分が生意気と思われているかもしれないと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

目立ちたがり

生意気な人は「目立ちたがり」という特徴があります。人前に出て自分の存在を知らしめたいがために、目立ちたがりになるのです。そのため、自分の力量ではこなせない仕事や課題であっても、率先して引き受けてしまう傾向にあります。しかし、仕事や課題を引き受けた途端に満足してしまうため、周囲から「責任感のない人」と思われることも多いです。

わがまま

生意気な人には「わがまま」という特徴もあります。生意気な人は考えが幼稚であるため、自分の欲望を叶えるためならどんな手を使ってでも行動してしまうのです。自分の言動や発言で相手がどのような気持ちになるのかなどを考えられないため、わがままな行動をしてしまいます。その結果、相手が傷ついたとしても「自分には関係ない」と本気で思っているのです。

生意気な人の特徴であるわがままは「自制心がない」とも言えます。自分の欲望や誘惑に耐え切れずに、思った通りに行動してしまいます。精神力が未熟であるからこそ、自分の欲求や誘惑に耐え切れないわがままな人になってしまうのです。

自意識過剰

生意気な人には「自意識過剰」という特徴もあります。自分に絶対的な自身を持っているからこそ、生意気な態度を取ってしまうのです。しかし、自分で思っているほど周囲の人は生意気な人を認めていません。そのため、どんどん生意気だと言われるようになります。

また、自意識過剰ゆえに威勢を張ったり、周囲の人をバカにしたような態度を取ったりもします。したがって、目上の相手に対しても「そんなことも知らないんですか?」「自分ならもっと早く終わりましたけどね。」などと平気な顔をして発言してしまうことが多いのです。

人の欠点ばかりを指摘する

生意気な人は「人の欠点ばかりを指摘する」という特徴もあります。自分に自信があり、周囲の人を下に見ているからこそ、人の欠点ばかりを指摘する性格になってしまうのです。見た目や性格などの欠点はもちろん、「あの人は仕事が遅いから一緒に組みたくない」ということなども、本人に向かって平気で言ってしまいます。

人を非難する癖がついているため、どうしても周囲から生意気と思われやすくなります。他人を非難することで、「あいつができないことをこなしている自分は凄いだろう」と自慢しているのです。決して、相手を成長させるためのアドバイスをする目的で発言しているわけではありません。

どんな相手でもタメ口

生意気な人には「どんな相手でもタメ口」という特徴もあります。目上の人はもちろん、初対面の相手でもタメ口で話してしまいます。芸能人の中にも、初対面でタメ口を使っている人は多いです。しかし、芸能人は時と場合を考えて使い分けているでしょう。そのため、人気を集めているのです。

そんな中、生意気な人は自分の立場がどうであろうと相手にタメ口を使います。新人であっても、後輩であっても関係ないのです。したがって、タメ口で話された相手は不愉快な気持ちになり「生意気だ」と思われます。

生意気な人が持つ心理とは

ここまでは、生意気な人の特徴について紹介しました。生意気な人は一体なぜ、これまでに紹介したような行動や言動を取ってしまうのでしょうか。そこで次は、生意気な人が持つ心理を紹介します。ぜひ、参考にしてください。

上司・先輩との距離を詰めたいから

生意気な人は「上司・先輩と距離を詰めたい」という心理を持っています。そのため、タメ口で相手に接してしまうのです。その結果、自分がどう思われるかなどは考えていません。ただ「距離を縮めたい」という自分の欲求を満たすために、行動しています。

自信がないから

生意気な人は、実は「自信がない」という心理を持っています。人前に立ったり、人との距離をどんどん縮めようとする姿から自信の塊だと思っている人もいるでしょう。しかし、実際には自信がない部分を隠すために、自意識過剰をアピールしているのです。

また、「コンプレックスを他人に知られたくない」という気持ちが強すぎるあまり、他の部分で強い自分をアピールしようと必死になっているとも言えます。自分の弱い部分を隠そうとした結果が生意気な態度に繋がるのです。

人の気持ちが分からないから

生意気な人は「人の気持ちが分からない」という心理を持っています。自分の欲求を満たすのに必死で他人に興味がないため、人の気持ちが分からなくなるのです。しかし、これは自分のことを1番自分が認めているとも言えます。

生意気な人の周りの評価は?

生意気な人は、周囲からどのように評価されているのでしょうか。自分が生意気と言われているかもしれないと思っている人は、周囲の人の評価が気になるでしょう。そこで次は、生意気な人に対する評価を紹介します。ぜひ、参考にしてください。

親しみやすい

同年代の相手や上下関係を気にしない人からは、「親しみやすい」という評価を得ることが多いでしょう。「タメ口でどんどん距離を縮める」という生意気な人の特徴が、親しみやすい印象を与えるのです。しかし、相手によっては不快にさせてしまうこともあると理解しておきましょう。

不真面目そうに感じる

生意気な人は、不真面目という評価を得やすいという特徴もあります。何をするにも自信が溢れているためにヘラヘラとした態度を取ってしまいがちなことが、不真面目と思われる原因です。また、緊張をしていたとしても虚勢を張り、平気な顔をしているため不真面目に見えてしまうこともあります。

信用できない

周りから「信用できない人」と思われている場合もあります。生意気な人は、自分の力量をしっかりと理解できていない状態なのにも関わらず、さまざまな仕事を請け負うため、仕事でもミスが起きやすいのです。そのため、「ミスばかりを繰り返す信用できない人だ」と評価されてしまうのです。

生意気でいることのメリット

生意気な人は、一般的にあま周囲に良いイメージを与えません。しかし、生意気でいることのメリットも存在します。ここからは、生意気でいることのメリットを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

向上心が強くなる

虚勢を張って多くの仕事を引き受けがちな生意気な人には、「向上心が強くなる」というメリットがあります。例えば、大きな仕事や昇進に繋がるような仕事の話がでた場合、先輩に遠慮して引き受けない人も多いでしょう。しかし、生意気な性格の人は周囲の人よりも率先して行動するため、向上心がある人というイメージを持たれやすいのです。

「もっと仕事をしたい」「もっと活躍したい」と自然に思い、行動に移せる部分は、生意気な性格のメリットだと言えるでしょう。

自分の意見を示せる

生意気な人は、自信を持っているからこそ声を大にして自分の意見を言います。性格的に人前に立つのを苦手と考える人も多い中、積極的に意見ができるのは生意気な人のメリットだと言えるでしょう。人によっては「今自分がこれを言ったら場の雰囲気を悪くしてしまう」と空気を読む場合もあります。しかし、生意気な人は物おじせず言ってしまうのです。

先輩など目上の人に対しても自分の思ったことを意見するため、初めは嫌われるかもしれません。しかし、自分の信念を貫き通す姿勢を評価してくれる人が現れれば、一気に昇進できるでしょう。

自己肯定感が高い

生意気な人は、自己肯定感の高い人とも言えます。自己肯定感とは、自分で自分を認めてあげることを指します。生意気な人は、全力で自分を認めているため、生意気な態度が取れるのです。自己肯定感が低いと、自分を過小評価するため落ち込みやすくなったり、自分の意見を言ったりできなくなります。

そんな中、自己肯定感の高い生意気な人は落ち込むことが少なく立ち直りも早いため、明るく生きていけます。自己肯定感が低く悩んでいる人も多いため、自己肯定感の高さは十分メリットだと言えるでしょう。

生意気でいることのデメリット

先ほどは、生意気な人のメリットを紹介しました。メリットがあれば、デメリットもあるものです。ここからは、生意気な人のデメリットを紹介します。

友達がいなくなる

生意気な性格のままで過ごしていると、最終的に友達がいなくなる可能性があります。相手の気持ちが考えられない生意気な人は、友達からすれば相談相手にもならず、仲良くしておくメリットがないのです。もちろん、生意気な性格を理解して仲良くしてくれる友達がいるかもしれません。しかし、最終的にはいなくなる確率の方が高いと理解しておきましょう。

適正評価が受けられない

生意気なままでいると、適正な評価が受けられないというデメリットもあります。仕事において生意気というイメージしか持たれていない場合、適正な評価が得られません。というのも、昇進の話が出たとしても「でもあいつ生意気だしなぁ」と思われてしまう可能性があるのです。その結果、昇進できない可能性もあると理解しておきましょう。

恋愛面のデメリット

生意気な人は恋愛面でもデメリットがあります。相手の気持ちが考えられず、恋人が傷つく言葉を何も考えずに言ってしまいます。そのため、知らず知らずのうちに恋人を傷つけ、振られてしまうこともあるでしょう。また、自分に自信を持っているため、相手の落ち込む気持ちが理解できないことが多いです。

したがって、相手が仕事や人間関係で悩んでいたとしても適切なアドバイスができず「あなたに原因があるんじゃないの」などと発言してしまいます。その結果、破局したり離婚したりする可能性もあると理解しておきましょう。

生意気な性格を改善するための7つの方法

生意気な人の特徴やデメリットを理解して、改善したいと思った人もいるでしょう。そこで最後に、生意気な性格を改善する方法を紹介します。ぜひ、参考にしてください。

相手の話を最後まで聞く

相手の話を遮るように話し始めることは、生意気と思われる原因の1つです。そのため、まずは人の話を最後まで聞く習慣を身につけましょう。相手よりも自分の方が良い意見を持っているとしても、とりあえず最後まで話を聞くように心がけてください。そうすることで、相手がなぜその考えに至ったのかが分かるはずです。

自分の意見を言うのは、相手の話を最後まで聞いてからでも遅くありません。そして、他人の意見と自分の意見を比較して、どちらがいいのか話し合って決めるようにしましょう。決して、自分1人で「絶対自分の意見の方が正しいから」と強気に意見してはいけません。それでは、今までの生意気な性格と同じになります。

生意気な性格を変えるために、行動をしたいのであれば相手の意見を受け入れ、さらに良い物にできるように話し合ってみましょう。そうすれば、相手の意見も受け入れながら的確な意見ができる人というイメージに変わります。

アドバイスを控える

自分の方が優れているからと多くの人にアドバイスをしすぎるのは、生意気だと思われる原因です。そのため、多くの人にアドバイスをしすぎるのは控えましょう。前述した相手の話を最後まで聞けるようになれば「相手が何に困っているのか」「何が不足しているのか」が分かるでしょう。そして、必要な時だけアドバイスをするのがおすすめです。

特に目上の人に対してアドバイスをしてしまうと「お節介」と言われます。しかし、悩んでアドバイスを求める人からすれば、適切なアドバイスは嬉しいものです。そのため、アドバイスは時と場合を選んで行うようにしましょう。そうすれば、必然的に「生意気な人」から「アドバイス上手な人」というように、周囲のイメージが変わっていきます。

他人を否定しない

他人を否定ばかりしてしまうと、生意気と言われる原因になります。相手の意見が間違っていたとしても、すぐに否定をせず1度肯定してあげましょう。例えば「そんなのこの業界じゃ通用しないよ。自分に任せておけばいいんだよ」と伝えるのと「あなたはそう思ってるんだね。でもこうした方がよくないかな?」と意見するのでは印象が違います。

多くの人が後者の方が良い印象を持つのでしょう。同じ意見を伝えているとしても、言い方1つで受け取り手の印象は大きく違ってくるのです。そのため、相手の意見をすぐに否定するのではなく、まずは受け入れることを意識してください。そうすれば、自然と相手の気持ちが分かるようになるでしょう。

始めは肯定するのに「苦痛だ」「手間が増えるだ」などと感じてしまうかもしれません。しかし、相手の気持ちが理解できていないと、生意気な性格からは抜けだせないのです。そのため、他人を否定しないように行動してみてください。それだけでも周囲の人の印象は変わります。

自分とは違う人がいると理解する

世の中には自分とは違うタイプの人間がいると理解しましょう。しかし、頭では理解できていても、行動は何も変わっていない場合もあります。自分とは違う人がいると理解するためには、たくさんの人と関わってみるのがおすすめです。そうすれば、落ち込みやすい性格の人や人前に立つのが苦手な人などに出会えるでしょう。

新しい出会いを求めるためには、新しい趣味を見つけるのも1つの手です。現時点で趣味があったとしても、そこで出会う人は限られています。そのため、自分では関わることのないような世界に飛び込んでみましょう。スポーツなどアクティブな趣味を持っている人は、読書やゲームなどをしてみてください。

反対に読書やゲームなどインドアな趣味を持っている人は、スポーツやサイクリングなどアクティブな趣味をしてみてください。そうすれば、必然的に今まで出会ったことのないような人と出会えるでしょう。そして、出会った後は相手を否定するのではなく、受け入れるように関われば仲良くなれるはずです。

謙虚な気持ちを持つ

生意気と思われる人と対照的なのが謙虚な人です。そのため、謙虚な気持ちを持ってみましょう。謙虚とは、自分を偉いと勘違いせず素直に他人の意見を受け入れる様子を指しています。そのため、まずは素直になれるように努力してみてください。自分は他人よりも優れているという思いを捨てて、他人のアドバイスを受け入れましょう。

そうすれば、自分では考えられないような意見や考えが分かります。しかし、わざとらしい謙虚さは相手を不快にすると理解しておきましょう。そのため「謙虚な態度を取っている自分って偉いでしょ」とアピールするのではありません。そこを理解できていなければ、相手に不快な思いをさせるだけになるため、印象は変わらないのです。

普段から相手に敬意を払い、偏見を持たずに接してみてください。そうすれば、必然的に謙虚な姿勢で相手と接すことができます。

感謝の気持ちを忘れない

自分が1番偉いと思うのも、生意気だと思われる原因です。そこで、謙虚さと同時に大切になるのが「感謝の気持ち」です。相手が指摘してくれた内容やアドバイスは、感謝の気持ちを持って受け入れましょう。時には「ありがとう」と感謝の言葉を伝えることも大切です。

マナーを学び直す

生意気だと思われる原因には、一般常識を理解しきれていないことも関係しています。そこで、今一度マナーを学び直してみましょう。目上の人に対する話し方や初対面の相手との接し方を理解できれば、生意気だと思われることがなくなります。言葉1つにしても「何か変わった」と相手に思わせることができるため、ぜひ実践してみてください。

しかし、言葉遣いだけを直したところで、態度が生意気であれば本質的に改善されたとは言えません。そのため、言葉遣いが改善されたら自分の態度も見直してみましょう。普段の態度の何が生意気と思わせているのか分からないという人は、友人に聞いてみるのも1つの手です。

「自分のどこが悪かった?」「今までに自分と関わって傷ついたことはある?」などと聞けば、相手は答えてくれます。そして、前述したように教えてくれた相手に感謝をしましょう。そうすれば、相手にも誠意が伝わり、末永く仲良くしてくれるはずです。

生意気な性格を変える必要もある

生意気な性格はメリットもあれば、デメリットもあります。場合によっては、相手を不快にさせる原因にもなる性格です。そのため、改善した方がいいと思った今こそ、挑戦してみましょう。初めは無理だと感じても、実践しているうちに生意気な人から少しずつ遠のいていくはずです。この機会に、生意気な自分から抜け出してみてはいかがでしょうか。

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