すぐ怒る・キレる人の特徴&性格15個!相手別の上手な対処法も!病気の可能性も?

周りに「すぐキレる・怒る人」がいて困ってはいませんか?この記事では、すぐキレる人の特徴や、性格・心理を解説するとともに、すぐ怒る癖の治し方や、〈子供・夫・父親・姑・後輩〉など相手別にあるある・上手な対処法、そしてその裏にある病気の可能性もご紹介します。

専門家監修 |心理カウンセラー 介護健康心理カウンセラー 西本大紘
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介護事業と心理カウンセラーをしております。また、ブログでも介護や健康、心理の情報発信をしています。
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目次

  1. すぐ怒る・キレる人への対処法を知りたい!
  2. すぐ怒る・キレる人の特徴とは?
  3. すぐ怒る・キレる人の性格・心理
  4. すぐ怒る・キレる人の治し方・克服方法
  5. すぐ怒る・キレる〈子供〉の上手な接し方
  6. すぐ怒る・キレる〈夫〉の上手な接し方
  7. すぐ怒る・キレる〈妻〉の上手な接し方
  8. すぐ怒る・キレる〈父親〉の上手な接し方
  9. すぐ怒る・キレる〈姑〉の上手な接し方
  10. すぐ怒る・キレる〈後輩〉の上手な接し方
  11. すぐ怒る・キレる人の「病気の可能性」
  12. 「すぐキレる人」と上手く付き合っていくために

すぐ怒る・キレる人への対処法を知りたい!

あなたの周りには「すぐ怒る・キレる人」はいますか?少し前には「キレる若者」が、最近では「キレる中高年」がニュースで話題となることが多いですが、すぐキレる人が近くにいると周囲としては大変困ってしまいますよね。

すぐキレる人は、何事も自分が正しいと思っていたり、どんな時でも自分を第一に考えるため、自分中心に事が回らないと不機嫌になってしまいます。周囲としては扱いに注意する必要がありますが、どう対処して良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。この記事では、すぐキレる人の特徴や心理、対処法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

西本大紘

心理カウンセラー

怒りは感情や欲求と関係が強く複雑です。 怒りの原因を知るには"ヒモ解く理解"が必要になります。 ぜひ、一緒に学びましょう。

すぐ怒る・キレる人の特徴とは?

周囲から見ると不思議なくらい「すぐキレる人」がいますが、その背景には一体何があるのでしょうか?実際の対処法を考える前に、まずは「すぐキレる人」を判別し理解するため、その特徴から解説していきます。

すぐ怒る・キレる人の特徴①感情的

人は我慢が限界に達したことで「キレる」という状態になりますが、もともと感情的な人の場合、いきなり沸騰するかのように我慢の限界に達し、キレてしまう傾向があります。このタイプの人の場合、もともと感情的なことから、冷めるのも早く、意外とキレたことをすぐに忘れてしまう場合もあります。熱しやすく冷めやすいというのが大きな特徴です。

すぐ怒る・キレる人の特徴②ストレスや疲労

すぐキレる人の中には、疲れやストレスを溜め続けたせいで疲労困憊状態になっていて、そのためにキレやすくなってしまっている人もいます。誰しも疲れていたり体調が悪いと機嫌が悪くなりやすいものですが、中にはその傾向が人よりオーバーに出やすい人もいて、そういった人はちょっとした疲労が溜まるだけでも不機嫌になりやすいのです。

また、仕事などで忙殺されている事が原因になるほか、運動不足や会話不足によりストレス発散が不十分になっていることや、夜型の生活による寝不足などが原因である場合があります。このタイプの人の場合、原因を取り除きストレスを発散させる事ができれば、すぐキレるという傾向を直す事ができるのも特徴です。

すぐ怒る・キレる人の特徴③空腹でイライラ

疲労と関連して、空腹によるイライラがキレやすさに繋がっている場合もあります。人間、お腹が空くとどうしても苛立ちやすくなるものですが、中には無理なダイエットや朝食を抜く行為が原因で常態的に空腹感があり、そのためにキレやすくなってしまっている人もいるのです。

すぐ怒る・キレる人の特徴④ストレスへの対処が下手

すぐキレる原因には、ストレスの扱い方が下手である事も挙げられます。生活をしていれば何かしらのストレスを感じてしまうものですが、大抵の人は何かしらの方法でストレスを発散させます。しかし、中には「キレる」という行為そのものがストレス発散法となっていて、それ以外の方法を知らないという人もいるでしょう。

子どもの頃ならキレることでストレス発散することも許されていた部分もあったかもしれませんが、その成功体験を維持したまま大人になってしまうと周囲に大きな迷惑をかけてしまいます。そういった人には、キレる以外の方法でストレスを発散させることを身につけさせる必要があるでしょう。

すぐ怒る・キレる人の特徴⑤自分がキレていることに気づいていない

周囲としては信じられないかもしれませんが、「すぐキレる人」の中には、自分がキレているにも関わらずそのことに気づいていない人もいます。特に高齢者のキレやすい人には、このタイプが多いです。

このタイプの人の場合、自身を客観的に捉えることができなくなってしまっていて、周囲から見れば明らかにキレているように見えるのに、本人の中では普段通りに振舞っているつもりであるというケースがあります。

この場合には、周囲が「怒らないで」や「大声で怒鳴らないで」などの言葉をかけてしまうと、「自分は怒ってなんかいない」とさらにヒートアップ、火に油を注ぐことになってしまうので禁句。こちらが落ち着いてゆっくり話を聞いてあげる事が重要です。

西本大紘

心理カウンセラー

怒りは心の問題だけではないことを忘れてはいけません。 そこには善悪や思いがあることも覚えておきましょう。

すぐ怒る・キレる人の性格・心理

前項ですぐキレる人の特徴をご説明しましたが、この項では、すぐキレる人の性格や心理面での傾向を解説します。

すぐ怒る・キレる人の性格・心理①強い不安を抱えている

すぐキレる人に多い性格として、強い不安を抱えていて、周りからの評価などが絶えず気になっているというのが挙げられます。こういった人は、キレることでその不安を払拭し、強い自分を演出しようとする傾向があるのです。

また不安が強いことから、自分より強い相手や立場が上の相手にはイライラをぶつけることをせず、自分が怒鳴ればすぐに怖がりそうな立場の弱い相手を選んでキレるというケースも多いです。

すぐ怒る・キレる人の性格・心理②ナルシスト

すぐキレる人に多い性格として、ナルシストである事も挙げられます。ナルシストの人はプライドが高く、「自分が常に正しい側にいたい」「間違いを認めたくない」と思う傾向が強いことから、なにかしら自分が不利益を被りそうな状況になると、キレることで自分の正しさを証明しようとします。

すぐ怒る・キレる人の性格・心理③神経質

あまりに神経質な性格をしていて、そのためにすぐキレてしまう人もいるでしょう。このタイプの人は、他の人が大して気に留めないような細かいことが気になってしまい、それによりストレスがたまりやすく、些細なことでもキレてしまう傾向があります。

本人の中では細かいストレスが積み重なった結果なのですが、周囲からは「えっ、そんなことで?」と思うようなことでキレたように見えるので、周囲をびっくりさせることも多いです。

すぐ怒る・キレる人の性格・心理④せっかち

すぐキレる人の中には、せっかちな性格の人も多いです。せっかちな人は、物事をできる限り急いで済まそうとする傾向があり、それがうまくいかないとストレスを抱え込みやすく、結果としてすぐキレることになってしまいます。結論を急ぎすぎてしまい、視野が狭くなっている事が多いのも特徴です。

すぐ怒る・キレる人の性格・心理⑤相手に期待しすぎている

すぐキレる人の心理として、相手に過度の期待を持つ傾向も挙げられます。このタイプの心理を持つ人は、自分と相手が別個の異なる人間であるという当たり前の事実を受け入れる事ができず、相手が自分の思った通りに動いてくれるだろうという過度の期待を持ちます。

しかし当然ながら、その期待は裏切られる事が多く、そのことにストレスを感じ、すぐキレることにつながってしまうのです。

西本大紘

心理カウンセラー

ストレスを感じやすい「タイプA」という性格があります。 テキパキしていて競争心強く評価を気にするタイプです。 心臓病に掛かりやすい傾向があります。

すぐ怒る・キレる人の治し方・克服方法

すぐキレてしまう性格を克服するには、まず自分が感じているイライラに「気づく」ことが何より重要です。特に、前述のようにキレること自体がストレス解消の手段になっている人などは、「自分が感じている苛立ち」や「自身がキレやすい状態にあること」を自覚しないことには、同じことをずっと繰り返してしまいます。

・自分はどんな状況でイライラしてしまうのか?
・いつ頃からイライラした状態になったのか?何がきっかけだったのか?
・自身のイライラが、日常生活を送る上で何か問題を引き起こす原因に繋がってはいないか?

上記を参考に自身のイライラ感と日々向き合い、その原因やそれによって起こる不都合をしっかりと認識することができれば、すぐキレる性格も少しずつ改善されていくでしょう。

西本大紘

心理カウンセラー

そのひとつに「自己説得法」があります。 冷静なもう一人の自分を作り出し、状況や怒りの正当性を理性的に話し合う方法です。

すぐ怒る・キレる〈子供〉の上手な接し方

ここからは、〈子供・夫・父親・姑・後輩〉など、相手の立場別ですぐキレる人への対処法をご紹介します。まずは自分の〈子供〉がすぐキレてしまう場合の対処法です。

子供がすぐキレる場合の特徴として、自尊心や自己肯定感が発達していない場合があります。特に、親が厳しく叱る事が多い場合や、習い事などの中で劣等感を常に感じている場合などは、子供は「自分はなんてダメな人間なんだろう」と思ってしまい、自暴自棄になった結果、キレてしまう事があります。

その他にありうる特徴として、親が普段からイライラをぶつけるように乱暴に接していると、親からその態度を学習した子供も同じようにイライラし、すぐキレるようになってしまう場合もあります。両親が仕事などで忙しく親子のコミュニケーションが少ない場合、子供は話を聞いてもらえない事でストレスを抱え、キレやすくなってしまうというケースも見逃せません。

具体的な対処法

子供がすぐキレる場合、まず第一に睡眠や運動、そして栄養が不足していないかを確認しましょう。睡眠や運動には、精神を安定させる働きのある「セロトニン」という神経伝達物質の分泌量を増やす効果があるほか、食事から摂る栄養素の中にも精神を安定させる働きのあるものがあります。まずはそういったものが不足しないようにする事が重要です。

その上で、子供の本音を親がしっかり理解してあげるように努める事が大事です。頭ごなしに否定せずに、まずは子供に「どうしたの?」と問いかけ、子供の目を見てしっかりと話を聞く態度を見せましょう。その際、親の側がなるべくイライラしたりしないことも重要です。子供が「自分が大切にされている」と感じられるようにフォローしてあげましょう。

また、子供のキレやすさには反抗期によるものもあります。この場合は、成長に必要なプロセスの一環だと割り切り、子供のイライラに一喜一憂せず、親側が普段と変わらない態度で接してあげる事が大事です。

すぐ怒る・キレる〈夫〉の上手な接し方

夫がすぐキレる人である場合、反論して火に油をそそぐことになるのを恐れ、黙ってやり過ごしている奥さんは少なくないようです。DV夫やモラハラ夫ほどではない場合であれば、黙ってやり過ごすというのもひとつの手段ではありますが、それが自分にとって大きな負担となっている場合は、やはり他の方法も考えてみることをおすすめします。

具体的な対処法

一般的に、男性は女性と比べて「他者感覚」が弱い傾向があるため、自分の態度により奥さんが傷ついていることにそもそも気づいていない夫も多いのです。そういった場合に大切なのは、まず奥さんのほうから「傷ついている」という気持ちを伝える事です。奥さんが自分の気持ちを正直に夫に伝えることで、夫が気をつけるようになり解決する場合もあります。

夫に自分の気持ちを伝えて火に油を注がないかが怖い場合もありますが、そういった場合のコツとしては、命令するのではなく、夫が自分の態度を客観視できるように伝えることがおすすめです。

例えば「大声出さないで」よりは「大声で言われるとビックリしちゃう」、「語尾を強くしないで」よりは「語尾が強いと、怒られているように感じる」などの言い方をすると、夫に客観視を促すことができ、解決に繋がりやすいです。

すぐ怒る・キレる〈妻〉の上手な接し方

妻がすぐキレる人だった場合、妻の気持ちを理解してあげるように努めるのが何より重要といえるのではないでしょうか。一般的に、女性は「自分の気持ちを聞いてもらい、理解してもらえた」という実感が欲しいものですが、男性は「物事を解決すること」に重きを置きます。

しかし、夫が解決を意識しすぎて妻の気持ちへの共感をおろそかにしてしまうと、妻は「夫は自分の気持ちを理解してくれない」とストレスを溜め、すぐキレることにつながってしまいます。

具体的な対処法

まずは妻の不満にしっかりと向き合い、耳を傾けましょう。その時「きみは〇〇のように感じているんだね?」といったように、夫側の理解が間違っていないか確認をすることもおすすめです。「きみの考えを理解したい」という姿勢を示し、妻の気持ちへの共感を忘れない事が大事です。

また、妻の不満に関連して妻から質問を問いかけられた場合は、夫側も本音で答えることが大事です。ただし男性はつい表現が乱暴になりがちなので、気をつける必要があります。妻の気持ちを尊重した言葉選びを心がけましょう。

すぐ怒る・キレる〈父親〉の上手な接し方

続いて父親がすぐキレる人である場合の対処法です。中には、子供の頃からさんざんすぐキレる父親の機嫌を損ねないように気を遣ってきたという方もいるのではないでしょうか。前提として、父親が不機嫌なことは、基本的に子供のせいではありません。

キレてしまう父親も、日々の生活で色々とストレスが溜まっているのかもしれませんが、それは父親の問題であり、それによってキレてしまうことも父親が直すべきものです。

具体的な対処法

その前提の上で、子供がなるべくその負担を受けないためにできることは、「父親が気持ちよく当たり散らすことができるような相手にならない」ということです。具体的には、父親から不満をぶつけられそうになったら、まずは「今ちょっと忙しいんだ」「これから約束がある」など、父親を構う事ができない理由を言い、その場から離れましょう。

どうしても仕方なく聞かなければならない状況の場合は、なるべく聞き流すことが大事です。反応する際は、父親の不機嫌の原因には一切触れず、「そうなんだ、〇〇になるといいね」のように一言で済ませると良いでしょう。特に、父親のイライラを承認する言葉や、子供自身が自分の非を認めるような言葉をかけてあげないようにしましょう。

そこで父親が望む反応をしてしまうと、父親にとってはキレることによるストレス発散に成功してしまうので、その後も同じ行為を繰り返すことになります。最初は勇気がいるかもしれませんが、父親が望んでいる反応を示さない、父親のイライラに構ってあげない事が大事です。

すぐ怒る・キレる〈姑〉の上手な接し方

続いて姑がすぐキレる人だった場合の対処法です。姑に関しては、自分で姑と向き合おうとしたり、もしくは夫を通して解決しようとしても、なかなかうまくいかないことも少なくありません。このため、まず姑は他人であると割り切り、無用な争いを避けるようにする事が大事です。

具体的な対処法

具体的には、姑とは会う頻度を減らすなど、なるべく一定の距離を保つことをおすすめします。姑の方も、本音では自分の息子と孫だけに会えればいいという場合も多いので、それほど問題にならないことも多いです。

ただし、大事なイベントの時には会っておいたり、姑の誕生日などの記念日の時には欠かさずプレゼントや手紙を送ったりする事で、姑をないがしろにしているわけではないとアピールしておくとさらに良いでしょう。

どうしても姑と会わなければならず、イライラをぶつけられそうになってしまった場合は、やはりなるべく聞き流す事が大事です。姑の独り言として聞かなかったことにしたり、もしくは姑の不満をしばらくじっと聞いて、向こうが落ち着くのを待ってから反応を返すなどの方法がおすすめです。

すぐ怒る・キレる〈後輩〉の上手な接し方

続いて、すぐキレる後輩への対処方法です。後輩がすぐキレるタイプの人物だった場合、こちらが注意しても聞かず、自分の思う通りに行動するほか、場合によっては後輩の方から逆ギレをしてくる場合もあります。

こういった後輩への対応は正直面倒くさいものですね。しかしだからといって、後輩に対して甘い対応を見せてしまうと付け上がり、ますますこちらの言うことを聞かなくなってしまうなど、逆効果になってしまいます。

具体的な対処法

まずは面倒臭がらずに叱ってあげることが大事です。後輩の態度のうち、悪い部分を明確にした上で指摘してあげましょう。同様に、後輩の仕事の進め方やその質についても、明確で具体的な解決方法を提示してあげられると尚良しです。後輩がこちらの指摘を素直に受け止め反省できるように、あまりヒートアップしすぎず落ち着いた態度を心がけましょう。

すぐ怒る・キレる人の「病気の可能性」

すぐキレる人の中には、キレやすい原因に病気や障害の影響があるケースもあります。関連する病気・障害について以下で解説するので、すぐキレる人の様子や態度が当てはまる項目がないか確認してみてください。もし病気や障害が原因となっている場合、周囲の接し方だけでは改善が難しいので、医療機関などで専門家に相談することをおすすめします。

西本大紘

心理カウンセラー

感情を司るのは脳です。病気があると制御が難しくなります。「おかしいな」と感じたら、医療機関に頼りましょう。

病気・障害の可能性①:非定型うつ病

「うつ病」というと、「自責の念が強くなり、くよくよと落ち込んでしまう病気」というイメージを持っている方も多いかもしれません。しかしうつ病の約3割は「非定型うつ病」とされていて、このタイプの場合は、キレるといった行動が見られることも多いです。

非定型うつ病には、「体が鉛になったように重たい」というような従来のうつ病と同様の症状もあるのですが、「うつ病の原因から離れているときは比較的元気でいられる」という特徴もあります。うつ病の一種であることから、薬物療法を受けないことにはなかなか治らないため、精神科・心療内科を受診する必要があります。

病気・障害の可能性②:認知症

中高年の年齢層ですぐキレる人に多いのが、認知症が原因になっているケースです。認知症は記憶力だけでなく理解力なども徐々に低下するため、会話中に突然「意味がわからない!」などとキレ始めるケースなどが見られるのが特徴です。

認知症は高齢者に多い病気ですが、40代後半の人でも認知症になってしまう危険性はあります。年を取り、物忘れが激しくなったりキレやすくなったりするのは誰にでもある事ですが、それが周囲の人にとって負担を感じるほどであれば、対処したほうがようでしょう。

最近では、物忘れ外来として相談できる機関が増えているほか、地域の総合病院などでも診てくれる病院は多いです。認知症は薬で症状を緩和・進行を遅らせることができるので、兆候があれば少しでも早く専門の機関に相談する事が大切です。

病気・障害の可能性③:注意欠陥・多動性障害(ADHD)

ADHDは、先天性の発達障害の一種。集中力の欠如、じっとしていられない、後先を考えずに行動してしまうなどの症状がありますが、総じて衝動性が強いため、中にはキレやすいという特徴を持つ人がいます。

比較的新しい概念であるため、自身がADHDであることを知らないまま大人になっている人も少なからずいるでしょう。なんとなく昔から感じていた生きづらさをきっかけに受診してみたら、実はADHDと判明したというようなケースもあります。ADHDの特性を緩和させる薬も開発されているので、心当たりがある場合はやはり病院に相談すると良いでしょう。

病気・障害の可能性④:頭部への外傷

頭部への外傷がキレやすくなる原因になることもあります。特に、ある日を境にして人が変わったのかと思うくらいすぐキレるようになった場合などは、頭に大きなけがを負ったことはなかったか確認しましょう。

中には、それまで穏やかだった人が、別人のように乱暴な人になってしまったというケースもあります。頭部への外傷が原因の場合、命の危険性もありますので、できるだけ早く病院を受診することが大切です。

「すぐキレる人」と上手く付き合っていくために

以上、すぐキレる人の特徴や性格・心理、そして〈子供・夫・父親・姑・後輩〉など相手別のすぐキレる人への対処法と、その裏にある病気の可能性についてご紹介しました。

すぐキレることについては性格的な部分が原因となっていて周囲のサポートで改善できる場合もありますが、病気が原因となっていて本人も苦しんでいるケースなどもあります。

自分にとって身近な人がすぐキレる人だった場合、大変さもありますが、それでもやはり大事な存在です。ときには寄り添ったり、場合によっては上手く距離を取りながら扱ったりするようにして、なるべく負担を減らしながら関わっていけると良いですね。

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